看護師が徹底すべき感染症対策

新型コロナの流行によって、多くの感染者が出ています。
そうした感染者や感染の可能性のある人々のお世話をするのが看護師です。
看護師はそのような人々が身近にいる中で、日々働いています。
そのため、当然ながら看護師自身にも感染リスクがあり、精神的にも非常にハードな仕事だといえます。

このような仕事環境の中で、現状を乗り越えるために行われていることが、徹底した感染症対策です。
あらゆる感染症対策の中でも、最も重要視されていることは手指衛生でしょう。
普段から手洗いをきちんと実践することはもちろんですが、患者さんのケアをしたり、物品に触れたり、部屋のドアノブなどに触ったときにも手洗いをすることが欠かせません。
手洗いの方法としては、石けんによるものと、アルコール擦式製剤によるものがあります。
病院では一般的にはアルコール擦式製剤によるものが多いです。

また、病院内で患者さんが触りそうなところを定期的に消毒することも大切な感染症対策の一つです。
例えば、ドアノブ、階段の手すり、エレベーターの操作盤などは特に消毒すべき箇所です。

それから、看護師が患者さんをケアする際に、サージカルマスク、アイシールド、ゴーグルなどを着用することも対策の一つです。
これらの防護器具にはウイルスが付着している可能性もあるため、着用する前に消毒をするか新品のものを使います。
このように徹底した感染対策をすることが、自身の身を守ることに繋がります。